○渡辺佳嗣 議長
 ほかに。
19番、上條哲弘 議員。


       [19番 上條哲弘 議員 登壇]
○19番 上條哲弘 議員
  19番の上條でございます。学校給食に弁当の日を設けることについて、賛成の立場で討論の方、行いたいと思います。
 先ほどらい、学校給食をその日、あるいはすぐにでもやめて弁当にというようなお話がありますけれども、あくまでもそういった形でこの決議を出したわけではございません。いろいろ皆さんで勉強した中で出た結果でございます。日本全国の給食を見てみますと、いろいろな形をとった給食があります。当町ではセンター方式というものを取り入れておりますけれども、ほかでは自校式であったり、一部委託があったり、全部委託したり、あるいは地域の人たちが配ぜんを手伝って、地域の人たちと一緒に食べたり、ランチルームで時間を入れかえて食べたりと、さまざまな給食のパターンがあります。たまたま当町ではセンター方式というのを導入しております。そういった調べていく中で、アンケートをとって、月1回、弁当を入れた町があります。人口規模もちょうど同じような町でございます。この中で、アンケートの中で、実は教職員の8割が弁当がいいという結果が出ていました。それは先生方がやはりしょくい玖というものが教育上に与える影響が強いのではないかということで弁当に至ったというふうに私は考えております。
 また、その中に、残渣の量がとても気になったという意見が非常に多かったのも記憶しております。実は当町でも、この残渣の量に関しましては例外ではございません。学校教育課長の答弁の中で、少なくなっているというお話がございましたけれども、実数をここで挙げて申し上げさせていただきますと、平成16年度でいくと、何と45トンもの残渣が出ているのです。減っているということで、過去3年間調べてみますと、47トン、46トン、そして平成16年度が45トン。これは喫食数にも並行しておりますけれども、実際量はそんなに変わっておりません。先ほどどなたかが学校給食日数を百八十何日と言いましたが、私は成果表の数字で申し上げさせていただきますと、184日が実際の給食喫食日だったのです。その数を45トンで単純計算で割りますと1日250キロ、各学校の平均をしますと、1回の給食で焼く30キロものごみが出ているのです。また、この45トンの残渣は、実はキロ28円をかけて、これは収集運搬別ですけれども、キロ28円かけて燃やしているのです。実際こういったことも踏まえて、過去10年間、これらの対策というものが全く実はとられていなかったということに私たちが気づき、何か方法を入れれば変わるのではないかということで、では年1回、学期一回、あるいは月1回でもいいから、とりあえず学校給食にメニューの一つとして弁当を入れてみてはどうかということで、今回の学校給食に弁当をということで入れさせていただきました。どうか多くの皆さんの賛同をいただき、この議決に賛成していただければと思い、討論をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。


○渡辺佳嗣 議長
 ほかに。
        [「なし」と言う人あり]


○渡辺佳嗣 議長
  討論を終結し、直ちに採決に入ります。
  決議第2号 学校給食に弁当の日を設けることについて(案)に賛成の方起立を求めます。


        [起立多数]
○渡辺佳嗣 議長
  賛成多数であります。
  よって、決議第2号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
        [2番 大谷和子 議員 入場]
 
  休憩 午後 2時05分
  再開 午後 2時06分